カードローン審査

カードローン審査を徹底解説|審査に通るにはどうしたらいい?

カードローンの審査基準は「返済能力のあるかないか」

カードローンの審査が不安…という方、いらっしゃいますよね。審査に通らなければ、他でまた探して申込みをしなければなりませんし、急いでいるという場合には間に合わない可能性もありますから余計に不安が大きくなってしまうと思います。そもそもカードローンの審査がどうやって行われているのか。審査というものがわからないから、見通しが立たないから不安も大きくなってしまうのではないでしょうか。

 

実はカードローンの審査において見られている点は、「返済能力のあるかないか」という点です。金融機関側は無担保・保証人なしというリスクを背負ってお金を貸すわけですから、貸したお金が返ってこないような方には当然貸すことができません。そのため、申込みの際に申告した通りに働いていて連絡がとれるような状態にあるのか?貸したお金をきちんと返してくれるような人なのか?その人の信用力を事前に慎重に調べ、のちのち返済不能で貸し倒れになってしまうリスクを回避しなくてはなりません。

 

ではどうやってその返済能力があるかどうかを判断するのか?カードローンの審査は属性と信用情報、この二つの情報により融資可能かどうかを判断していきます。よく「属性が高い」とか「属性が低い」何て言う言葉を聞くことがありますが、この属性、そして信用情報というのは具体的にどういったものなのでしょう。

 

属性とは?

まず審査の柱となっているのが、属性です。カードローンに申込みの際、自分の年齢や職業などいくつかの個人情報を入力するかと思いますが、実は、その項目それらがそのまま審査で使われる属性となります。属性は、過去の利用者の膨大なデータから返済能力の高さを点数化して審査の基準としたものです。申告した年齢や年収、職業、勤続年数、住居形態などひとつひとつの項目をコンピューターで自動的にスコアリング化してその点数から融資可能かどうかの判断をしているのです。

 

各金融機関ごとの利用者データをもとにしていてさらに独自に点数をつけているため、各カードローンごとでその審査の基準には違いがありますが、属性として扱われている項目は大体同じです。どういったものが属性となっていてどのように審査されているのか、審査で重視される順にみてみましょう。

 

属性スコアリングはこうなっている!

【年齢】

20代〜30代が評価が高い
カードローンのメインターゲットは実は20代〜30代です。若いほうが審査においては有利とされています。ただし、これについては諸説あり、年齢が高いほうが評価が高いとする説もあります。共通しているのは20代前半はまだ評価がそれほど高くなく、また60歳以上になると評価が低くなるという点です。

 

【勤続年数】

長ければ長いほど有利
勤続年数は、同じ勤務先に長く勤めることができる、いわばまじめさを測る指標です。勤続年数が長ければ長いほど評価は高くなります。一般的に6ヶ月未満ですと厳しく、最低でも1年、5年以上となると評価が高くなります。

 

【職種】

医師や弁護士、公務員は属性が高い
職種では医師や弁護士についで公務員、正社員、派遣社員、自営業、アルバイト・パート、学生、専業主婦といった並びになります。自営業については評価が割れるところで、収入が安定していないという点で低い評価のところもあれば、安定して高収入である場合には評価が高くつくこともあるなどカードローンごとの審査基準で差がつくところかもしれません。無職の方は審査に通るのは厳しいです。

 

【勤務先の規模】

安定性の高い公務員は高評価
勤務先の規模としては公務員、上場企業、大手企業、中小企業、自営業、アルバイトといった並びになります。勤務先の規模は健康保険証の種類に違いが出るため、勤務先の規模を証明するものとして確認されることがあります。公務員は共済保険、大手企業は組合保険、中小企業は社会保険、自営業やアルバイトですと国民健康保険です。

 

【年収】

意外と重要度が高くない年収
審査で重用視されそうなイメージの強い年収ですが、実はそこまで審査に深刻な影響を与えないのが年収です。その理由としては、過去の利用者データにおいて年収の高さが返済能力の高さに必ずしもつながっていないという結果が出ているのと、もう一つには年収は本人の申告によるものなので、収入証明書の提出がなければそれを裏付ける証拠がないからです。一般的に400万円以上あれば評価は高く、200万円以下は厳しくなっていくと言われています。

 

【居住年数】

勤続年数と同じで長ければ長いほど高評価
なぜ居住年数が?と思われるかもしれませんが、例えば住まいを1年未満で転々としているような人と長年同じ土地に住み続けている人、どちらのほうが信用が足るか、と言われればわかるでしょうか。10年以上の場合には評価が高くなり、1年未満の場合には厳しい、とされています。

 

【家族構成】

独身は家族と同居か一人暮らしかで大きく評価が分かれる
家族構成がどう関わってくるのかといいますと、独身の場合、自分で自由に使えるお金が多くなります。既婚者の場合、自分の判断だけで自由にお金を使うことができません。さらに子供がいる場合には、教育費などもかかりますし返済にあてるお金が少ないと考えられて評価が低くなっていくのです。ただし独身でも一人暮らしの場合には、、評価が一番低くなります。

 

【電話】

連絡をとれる手段があるかどうか
固定電話を持たない方も多いと思いますが、固定電話というのは住居とセットになっていて、設置や移転には工事もともないます。そのためかんたんに変更できないものであるため固定電話を持っていると評価が高くなります。携帯も固定電話もない、という場合、返済が遅れたときなど連絡する手段がありませんのでそうした方にお金を貸すのは難しい、と判断されます。

 

【住居形態】

持ち家は自分名義でも家族名義でも高評価
持ち家に済んでいる場合、それが自分名義でも家族名義でも評価が高くなります。次いで官舎・社宅、賃貸、そして公営住宅となります。公営住宅は過去のデータから、貸し倒れのリスクが高い傾向にあるため評価が低くされています。

 

信用情報とは?

信用情報というのは、ローンやクレジットカードなどの個人の信用取引に関する利用履歴や契約内容などの取引事実を表す情報です。新たにクレジットカードやローンなどの申込みの際に金融機関が信用力を判断するためこの情報を確認します。現在日本では3つの信用情報機関があり、加盟している金融機関の種類に違いがありますが、信用情報はシステムによって共有化されています。

 

・全国銀行個人信用情報センター(KSC)

銀行や信用金庫、信用組合、農協、ろうきんなどが加盟

 

・シー・アイ・シー(CIC)

主にクレジット会社、信販会社、リース会社、保険会社、保証会社、消費者金融、携帯電話会社などが加盟

 

・日本信用情報機構(JICC)

信販会社、消費者金融、クレジット会社、保証会社、リース会社などが加盟

 

信用情報では何が重視されるのか?

信用情報にはさまざまな信用取引に関するさまざまな情報が登録されているのですが、なかでもどういった情報がカードローン審査において重視されるのでしょうか?

 

【申込情報】

いわゆる「申込ブラック」と呼ばれるものです。信用情報には審査に通らなくても申込をしただけでその事実が登録されてしまいます。そのため、短期間に複数者の申込をしているとその事実が申込の際にわかってしまいます。その結果、「短期間にいくつものところで断られてしまうということは、とてもお金に困っているんだな」「いくつもの会社が審査した結果、融資をしないと判断した人」などと思われて結果審査に通らなくなってしまいます。一般的には1ヶ月に3社まで、など言われています。申込情報の保有期間は6ヶ月間ですので、登録が消えるまで審査に通りにくい状況は続いてしまいます。

 

【借入情報】

申込フォームに他社借入について入力する項目があるかと思いますが、実は他社借入が何件、いくらあるのか?というのは、信用情報をみれば一発で正確な情報がわかってしまいます。年収に対する借入額の割合がどのくらいまでならいいいのか、というのはカードローン会社ごとで決められてますのでそれを超えていないか、総量規制にはひっかかっていないかなどチェックされます。大手の消費者金融ですと他社借入件数3社まで、などと言われることもありますが、これもカードローン会社によって独自の基準がありますので一概に何社までなら大丈夫、とはいいきれません。この情報の保有期間は契約期間中および終了後5年間です。

 

【支払情報】

支払い状況に関する情報も、保有期間は契約期間中および終了後5年間です。ですが照会の際に表示されるのは24ヶ月分で、そこに支払いの遅延の内容と回数についてが表示されています。例えば「請求通りの入金があった」「お客様の事情で約束の日に入金がなかった」などといった具合です。うっかりで返済に数日遅れてしまう初期延滞のケースは非常に多いと言われ、たまにそうなったくらいでは審査にそれほど影響はないとは言われていますが、初期延滞でも回数が多かったり連絡もないような状態だったりすると審査においてはかなり不利になります。

 

【事故情報】

いわゆる、「ブラックリスト」の情報ですね。事故情報がある場合には新規のカードローンの申込みはほとんど通らないと思っておきましょう。事故情報はどういったものが含まれるのかといいますと、以下のようになります。

 

・3ヶ月以上の延滞
・返済不能となり保証会社による代位弁済が行われたもの
・債務整理(自己破産など)

 

これら金融事故を起こしますと、信用情報に「異動」と書かれてしまうのです。事故情報の保有期限は情報の種類や信用情報機関の種類によって少々違いがあるのですが、延滞なら5年、自己破産など官報情報は7年から10年とされています。

 

審査に通る方法は?

カードローン審査がどのような視点で行われるのかがなんとなくおわかりいただけたでしょうか?審査というものがまったくわからない状態よりは、どうやって行われているかわかるだけでも不安は少なくなるのではないかと思います。ではこれを踏まえたうえで、審査に通る何かいい方法はないのでしょうか。

 

属性・信用情報と詳しくみてきておわかりになったかもしれませんが、属性も信用情報もどちらも今からよくしようとしてどうにかなるものではありません。審査に通りやすくするために年収を高くしたり公務員になったり、登録されている事故情報を消したりなんてことはできませんよね?またそもそもカードローン会社ごとで違う審査基準ですが、その詳細な内容については公開していないので具体的に何がどのくらいなら審査に通るという対策がとれるわけでもありません。

 

では審査に通るためにできることはないのか?まずは、申込の際に正しい情報を正確に入力することを心がけましょう。入力した内容をもとに属性スコアリングが行われるわけですが、入力した住所や電話番号など内容に不備があればその確認作業で審査に時間がかかります。また少しの間違いでしたらよくあるようなのですが、あまりに間違いが多いようですとその人の信用力に疑問をもたれる可能性もあります。

 

審査に通るために、特別に何かこれをすれば通る、というわけではありませんが、ひとまず審査でマイナスになってしまわないよう、申込の時点から慎重に正しい情報を入力するよう心がけましょう。